京都府警は1日、京都市南区久世上久世町の2階建てアパート2階の一室で、この部屋に住む善家(ぜんけ)節子さん(90)が6月30日朝に倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されたと発表した。司法解剖の結果、首にひものようなもので絞められた痕があり、死因とみられることが判明。府警は殺人事件として、1日、南署に捜査本部を設置した。
捜査1課によると、6月30日午前7時ごろ、善家さんが意識のない状態で倒れているのを親族が見つけ、119番通報した。善家さんは一人暮らしで、発見時はパジャマ姿。搬送先の病院で死亡が確認された。室内に荒らされたような跡はなく、親族が前日の29日夕に訪れた際には異状はなかったという。
近くに住む男性(80)は「最近は寝たきりだったと聞き、姿を見ていなかった。普段は静かなところ。驚いている」と話した。現場は、JR桂川駅の東約400メートルの住宅街。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル